シャークベイ・ソルト社 <Shark Bay Salt Pty Ltd>は貿易・投資・サービスなどで多角的事業を展開する総合商社である三井物産株式会社<Mitsui & Co. Ltd>の完全子会社であり、西オーストラリア州においてシャークベイ・リソーシズ<Shark Bay Resources>とオンズロー・ソルト<Onslow Salt>という2つの塩田を所有・操業しています。

シャークベイ・リソーシズで塩を運搬するトラック
かん水の中の塩の結晶貯塩場で作業中のローダー

シャークベイ・リソーシズ

シャークベイ塩田は1960年代半ばに建設され、1967年に塩の出荷が開始されました。

シャークベイ塩田は、約130平方キロメートルにわたって広がり世界遺産にも登録されているシャーク湾の中にあります。蒸発池などからなる操業用の塩田は湾の南端付近に位置し、70平方キロメートルの面積を有しています。また、この地域では、海水中の塩分濃度が外洋よりも50% ほど高くなっています。

シャークベイ塩田は天然の入江を仕切るようにして建設されています。海水は潮の動きを利用してユースレス入江にある最初の蒸発池に流し込まれます。この区域にある操業用塩湖(蒸発池)の面積は、約64平方キロメートルです。

ユースレス入江域で濃縮されたかん水(塩水)は、長さ20 kmの水路によりユースレス・ループ地区へと送られていきます。 ユースレス・ループ地区には規模や形状が異なる37の結晶池のほか、塩を洗浄するプラントや貯塩場、そして専用の船積港が設けられています。操業場の近郊には会社が管理する住宅地区があり、従業員とその家族のための住宅や娯楽施設、学校などが提供されています。